フィリーズ新監督に元巨人助っ人

 米大リーグ、フィリーズは30日(日本時間31日)、新監督に05年に巨人でプレーしたゲーブ・キャプラー氏(42)が就任したと発表した。今季はドジャースのファーム・ディレクターを務めていた。

 現役時代は外野手だったキャプラーは98年にタイガースでメジャー・デビュー。その後はレンジャーズ、ロッキーズ、レッドソックス、ブルワーズ、レイズを渡り歩き、通算12シーズンで1104試合、打率・268、82本塁打、386打点の成績を残した。

 04年にレッドソックスでワールドチャンピオンになった後、05年に巨人と契約。現役メジャーリーガーとして鳴り物入りで来日したが、けがなどで精彩を欠き、7月に帰国。1軍ではわずか38試合に出場しただけ。打率・153(111打数17安打)、3本塁打、6打点だった。

 06年に一旦引退し、レッドソックス傘下の1Aの監督を務めたが、08年にブルワーズでメジャー復帰。11年に2度目の引退を発表した後、テレビ解説者、WBCイスラエル代表監督をへて15年からドジャースのファーム・ディレクターを務めていた。

 米メディアによると、フィリーズの監督候補には今季終了後にレッドソックス監督を解任されたジョン・ファレル氏らの名前が挙がっていたという。

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