ダル「あの時とは投げてる球が違う」優勝決定S第3戦先発で1年前の“借り”返す

 ドジャースのダルビッシュ有投手(31)は16日(日本時間17日)、電話会見を行い、あす17日(同18日午前10時開始)に行われるカブスとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第3戦の先発登板に自信をのぞかせた。

 本拠地ロサンゼルスで2連勝を飾り、迎える第3戦。戦いの舞台となる敵地シカゴへ移動する前に、電話で日米メディアの質問に応じたダルビッシュは、勝ち投手になった9日(同10日)のダイヤモンドバックスとのナ・リーグ地区シリーズ第3戦から中7日となる登板について「誰も負けたいと思って投げる人はいない」と強い気持ちを見せた。

 昨季の覇者カブスとの対戦はレンジャーズ時代の昨年7月16日以来。前回は五回途中2安打2失点、4四球9奪三振で敗戦投手になっており、「いいチームですし、戦い方もしっかりしている」と警戒。その一方で当時は約1カ月の故障者リスト(DL)入りを余儀なくされた右肩痛から復帰したばかりとあって「あの時はトミー・ジョン(肘靭帯再建手術)から復帰して肘も微妙な状態で、さらにDL明けだったので、正直、どういうふうにバッターを抑えるかというレベルではなかった。あの時とは配球も違うし、投げてる球も違うと思うので違うアプローチをしていけると思う」とリベンジに自信をのぞかせた。

 勝てば、球団29年ぶりのワールドシリーズ進出に王手をかける。大一番を目前にした気持ちの高ぶりを問われたダルビッシュは淡々とした口調で「(シカゴまでの)飛行機の中で4時間、何をしていればいいんですかね」と言った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス