オリ・平野、カージナルス新守護神候補か 米地元紙が「興味」と伝える

 米大リーグ、カージナルスがオリックスの抑え、平野佳寿投手(34)に興味をもっていると、地元紙「セントルイス・ポスト・ディスパッチ(電子版)」が4日、報じた。同投手はすでに海外FA権を取得しており、今季で3年契約が満了する。

 同紙によると、2年連続でプレーオフ進出を逃がしたカージナルスはすでにリリキスト投手コーチとイルスリーブルペンコーチと来季の契約を結ばないことを発表。補強が急務の投手陣の抜本的改革に乗り出す姿勢を見せているという。

 今季はけが人が続出し、ローテーションが崩壊した先発陣同様、ブルペン陣も振るわなかった。メジャー1年目の昨季途中にクローザーに抜てきされた元阪神の呉昇桓は開幕直後から苦しみ、シーズン途中に前守護神のローゼンタールに再び、その座を奪われた。2年連続60試合登板を果たすも1勝6敗20セーブ。防御率は昨季の1・92から4・10と大幅に悪化した。

 呉に代わって抑えに返り咲いたローゼンタールは11セーブを挙げるも8月途中に右肘痛で離脱。右肘靭帯再建手術を受けて来季も絶望的だ。現在、チームは9月に抑えを務めたニカシオの引き留めに動いているという。

 同紙は、来季の守護神が確定していないことを伝えながら、「カージナルスはオリックスの抑え、ヨシヒサ・ヒラノに興味をもっており、調査もしている。呉昇桓と同じように日本で成功しているヒラノは海外FA権をもっており、契約金の制限対象にもならないし、ポスティング譲渡金も必要ない」と記述。抑え経験のあるニシェック(ロッキーズ)、ワトソン(ドジャース)、抑えのホランド(ロッキーズ)、デービス(カブス)といった今オフにFAになる可能性のある投手たちの名を挙げた。

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