レッドソックス、アップルウォッチでヤンキースのサイン盗む 米紙報じる

 米大リーグ、レッドソックスがヤンキースを含む他チームとの試合でアップル社製の腕時計型コンピュータ「アップルウォッチ」を使ってサインを盗んでいた、と5日(日本時間6日)、ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)が伝えた。

 同紙によると、ヤンキースのキャッシュマンGMが8月中旬にボストンのフェンウェイパークで行われた3連戦でレッドソックスのベンチ内を録画した映像を大リーグ機構事務局に提出。映像にはレッドソックスのベンチ内でトレーナーがアップルウォッチを見て選手たちに情報を伝える様子が入っていると言い、「投手が投げようとする球種を知ることができた」としている。

 調査の結果、レッドソックスは過去数週間にわたって複数のトレーナーがビデオ検証担当者からの情報を選手たちに送っていたことを認めたが、ファレル監督やドンブロウスキーGMら球団首脳陣や幹部はサイン盗みが行われていたことは知らなかったという。その一方でレッドソックスもヤンキースに対し、地元局の中継カメラを使って敵軍のサインを盗んでいたとする訴えを起こす考えがあるという。

 今季のレッドソックスはア・リーグ東地区の首位を走り、2位のヤンキースに2・5ゲーム差(4日現在)をつけている。

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