青木がブ軍戦力外 トレード不調なら自由契約

 ブルージェイズは28日、青木宣親外野手(35)を戦力外にしたと発表した。本拠地の球場に姿を現した青木は「こういうこともあり得るとは思っていたが、それが今日とは思わなかった」と落ち着いた様子で話した。

 今季は6月にアストロズで日米通算2000安打を達成し、7月31日の交換トレードでブルージェイズに移籍。新天地ではインフルエンザにかかった影響もあり、12試合の出場にとどまっていた。今季の通算成績は打率・274、5本塁打、27打点。青木は「自分を欲しいと言ってくれる球団が出てくるなら、残りのシーズンもまだ(米国で)プレーしたい」と語った。

 アトキンスGMは「今のうちにとって必要なのは、外野手ではなく投手」と説明。ギボンズ監督は「われわれの武器が一つ失われるのだから、簡単な決断ではなかった」と渋い表情だ。地元メディアによると、メジャー出場の前提となる40人枠を外れ、他球団とのトレードが成立しなければ自由契約となる可能性が高いという。

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