マエケン11勝目 今季最多タイの8奪三振
「ドジャース6-4パドレス」(13日、ロサンゼルス)
今季最多に並ぶ8三振と力でねじ伏せた。ドジャースの前田健太投手(29)は「感覚がいい」と表現した最速94マイル(約151キロ)の直球が11勝目の要因になった。
一回に2点を先行され、なお2死一塁でレンフローを直球で空振り三振。四回の対戦でも直球で空振り三振。今季20本塁打の6番打者を球威で封じ「高低を使って、真っすぐでうまく空振りが取れた」とうなずいた。
逆球が目立つなど本来の制球力が影を潜めた中、直球を軸にバットに空を切らせた。二~五回は走者を一人も許さず、計8奪三振。六回途中での降板に「あの回は投げ終えたかった」と反省しつつも、ロバーツ監督とハニーカット投手コーチは「速球が良かった」と口をそろえた。