「ドジャース６－２ツインズ」（２５日、ロサンゼルス）

　走者を背負いながらもリードは守った。ドジャースの前田健太投手（２９）が５回を２失点（自責点１）と踏ん張り、メジャー１年目から２年連続の２桁勝利にあと１とした。「粘りながら最低限の仕事はできた。悪いなりに何とか試合を作ることができた」と控えめに喜んだ。

　三回に四球から先制点を献上し、味方が４－１と逆転した直後の五回も失策絡みで失点したが、いずれも最少失点で踏みとどまった。「点を取られないのが一番だけど、１点取られた後も大事。悪い時はずるずると失点するから」と振り返った。

　チームは両リーグ最速で７０勝に到達。「チームの勝利が一番なので、少しは貢献しているかなと思う。続けて勝っているのはプラスに考えたい」と自身３連勝に表情を緩めた。