ダルビッシュ感激「大きな意味がある」 右肘手術乗り越え4度目球宴

 レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)が2日、マイアミで11日(日本時間12日)に行われるオールスター戦のメンバーに日本勢で3年ぶり、自身4度目の選出を果たした。この日、チームが遠征中のシカゴで取材に応じ、一昨年の右肘手術を経ての栄誉に「すごく大きな意味がある」と意義を強調した。

 ダルビッシュが3年ぶり4度目となるオールスター戦に選ばれた。右肘手術を乗り越え、大リーグ機構の推薦により栄誉を勝ち取り「選んでくれた人がいるので、そういう人たちに感謝したい」と素直に喜びを表現した。

 星勘定だけを見れば、今季は6勝6敗と平凡だ。しかし、エースとして一度もローテーションを飛ばすことなく107投球回、防御率3・11、115奪三振など、いずれもア・リーグのトップクラスの数字をマーク。各球団1人は選出される仕組みの中、球団の投手では史上最多となる4度目の選出にふさわしい結果となった。

 本人にとっても、過去3度とは違った重みがある。一昨年に右肘靱帯(じんたい)の再建手術を受けて以来、暗中模索を続けたリハビリが報われ「またこうやって、オールスターに選ばれたということはすごく大きな意味がある」と感慨を込めた。

 実際に11日の球宴マウンドに立てるかは、前半戦最後の起用法にもよる。それでも「僕は投げたいとは(監督に)言いました」とあくまで前向きだった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス