MLB球団のSNS投稿写真が物議 写り込んでいたのは黒光りの…
米大リーグ、メッツがSNSの球団公式アカウントに投稿した写真が物議を醸した。
問題となったのは、5日のマーリンズ戦で先制1号ソロを含む2安打3打点と活躍したTJリベラ内野手を写した1枚。メッツでは今季からその日のヒーローが試合後に王冠をかぶり、記念撮影をするのが恒例イベントとなっているが、自身のロッカーの前で笑顔を見せるリベラの足元に黒光りする性具が写り込んでしまっていたのだ。
地元紙、ニューヨーク・デイリーニューズなどによると、この“大人のおもちゃ”はリベラの右隣のロッカーを使用する捕手のプラウェッキーがいたずらで持ち込んだもの。球団はそれに気づかずに写真を投稿したのだという。
問題の一枚は瞬く間に拡散。球団はすぐに写真を消去したが、前代未聞のハプニングでリベラとともにばっちりを受けたのは先発投手のハービーだった。
先発を予定していた7日の朝に突然、球団から登板回避と3日間の出場停止処分が発表されたのだ。メッツのアルダーソンGMは報道陣を前にして「球団の規定に違反した」とだけ話し、理由を説明しなかったため、さまざまな臆測を呼んだ。
米スポーツ専門局、ESPN電子版は「大リーグの情報筋はハービーの処分とあの出来事の因果関係は全くないと言っている」と伝えた。
騒動となった写真やハービーの出場停止、さらにはエースのシンダーガードや主砲セスペデスのけがなどトラブル続出のメッツ。全国紙USAトゥデー電子版は「メッツはもはや野球チームではなく、(問題が次々に発生する)昼の連続ドラマだ」と揶揄(やゆ)した。