上原、カブスで無失点デビュー「緊張感なく入れた」
「カージナルス4-3カブス」(2日、セントルイス)
メジャー9年目で初のナ・リーグ、しかも開幕戦登板で得点圏に走者を背負った。それでもカブス・上原は七回を無失点とした。「緊張感なく入れた」と新天地での無難なデビュー戦に貫禄の言葉を残した。
ストライクを先行しながらも決め球のスプリットの制球にやや苦しんだ。先頭の四球後、2死を取ってから安打を浴び、一、二塁に。だが、最後は5番モリーナを二ゴロに仕留め「先頭打者を四球で出して嫌な感じもあったが、ゼロで抑えられたのでオーケー」と振り返った。
3日が42歳の誕生日の上原は「実戦で対戦してみないと分からないことが多い。1カ月ぐらいは勉強ですね」と昨季までと異なるリーグの打者に慣れる課題を挙げることも忘れなかった。