ダルの同僚、通算11度目の手術 ハミルトンが左膝手術で開幕絶望
10年MVPのレンジャーズ、ジョシュ・ハミルトン外野手(35)が左膝の内視鏡手術を受けた、と27日(日本時間28日)、複数の米メディアが伝えた。全治2~3カ月。マイナー契約でメジャーキャンプに招待選手として参加しているため、開幕メジャーは絶望的となった。
ハミルトンはけがの多い選手として知られており、これまで左膝のほか、右肩や右膝などを手術。米メディアによると、今回が通算11度目の手術だという。
07年にアルコールと薬物の依存症を乗り越えてレッズでメジャーデビューを果たし、感動を呼んだ。レンジャーズ時代の08年に打点王、10年には首位打者となり、ア・リーグMVPにも選出された。球宴には5度出場している。
13年にエンゼルスと5年1億2500万ドル(約140億円)で合意。しかし、13年以降はけがと打撃不振に苦しみ、2年前にレンジャーズへトレードされた。今季は5年契約の最終年で、年俸2400万ドル(約27億円)のうち2200万ドル(約25億円)をエンゼルスが負担。ハミルトンは長期契約を残したまま、16年8月に戦力外となり、今年1月にレンジャーズとマイナー契約を結んでいた。