「ドジャース３－１ジャイアンツ」（１７日、ロサンゼルス）

　ドジャース・前田健太投手（２８）がジャイアンツ戦に先発し、２勝目を挙げた。デビューからの無失点こそ１５イニング目に途切れたものの、７回を４安打１失点でチームを逆転勝ちに導いた。２勝目は記念すべきドジャースタジアムでの初勝利となり「うれしい。ホームで勝つのは大事」と笑顔が広がった。

　立ち上がりはボール先行で２四球を出したが二回から安定。三回にソロを右翼席へ運ばれたが、失点はこれだけ。七回１死一塁ではバントを、日本でゴールデングラブ賞を５度受賞した守備で併殺とし「バントは簡単にさせない」と胸を張った。

　ロバーツ監督は「試合中に修正ができ、予想を超える好結果を出し続けてくれている。（七回の併殺は）野手のようなプレーだった」。３試合計１９回で失点は１。前田は「これに満足せず、１年間、いい投球をしたい」と先を見据えた。