ドジャースのベケット現役引退へ

 【ロサンゼルス共同】5月25日にノーヒットノーランを達成した米大リーグ、ドジャースのジョシュ・ベケット投手(34)が現役を引退すると、球団公式サイトが8日に伝えた。昨季から故障続きで、左腰部を痛めた今季は8月3日が最後の登板だった。

 2007年に20勝を挙げて最多勝を獲得した先発右腕は、メジャー通算14年で138勝106敗、防御率3・88。マーリンズ在籍時の03年と、松坂大輔、岡島秀樹両投手と同僚だったレッドソックス時代の07年にワールドシリーズ制覇に貢献。03年同シリーズでは松井秀喜外野手らを擁したヤンキースを破る立役者となり、最優秀選手に選ばれた。

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