「ヤンキース９‐３レイズ」（３日、ニューヨーク）

　ヤンキースの田中将大投手（２５）は３日（日本時間４日）、レイズ戦に先発し、７回を投げて２本塁打を含む８安打３失点で４勝目を挙げた。メジャー移籍後最多の１１３球、５奪三振無四球で開幕から６戦連続でクオリティスタート（６回以上３自責以下）を記録。楽天時代から続いている公式戦での連勝を「３２」に伸ばした。試合は、ヤンキースが９‐３で勝って連敗を「３」で止めた。

　初回は１死後、ジェニングスにカウント２-１から真ん中高めの１４６キロ直球を右中間へのソロ弾で先制点を許した。二回は先頭のロニーに左前打、１死からデヘススの打球が左足に当たりセンターへ抜ける間に一塁走者は三塁へ。打球を受けた田中将はマウンド上で倒されたが、ベンチから飛び出そうとしたトレーナーを制して続投。Ｓ・ロドリゲスを二飛に討ち取ったが、９番ハニガンの左前適時打で２点目を与えた。この時点で球数は４３球に達していた。