メッツ松坂がメジャー8年目で初セーブ

 「メッツ4‐1カージナルス」(24日、ニューヨーク)

 メッツの松坂大輔投手(33)が4‐1の九回に登板し、三者凡退、1三振でメジャー初セーブを挙げた。西武時代は2000年に1セーブを記録している。

 最後の打者を捕邪飛に打ち取り、3点差の九回を3人で締めた。メジャー8年目で初セーブを挙げた松坂は「無事に抑えられて、ほっとしています」と笑顔を見せた。16日の昇格から全て救援で4試合目の登板。任された抑えの役割を難なく果たした。

 最速は148キロだったが球威で押した。「マウンドの緊張感が先発とは違いますね。責任が重いのかな、なんて思います」と、急造の抑え投手としての心境を漏らす。前夜は中継ぎ、この日は抑えと連日の力投で、ニューヨークのファンの歓声を浴びた。抑えのパーネルを右肘手術で欠くメッツの救世主となるか。

 コリンズ監督は、抑えはファーンズワースだとした上で「ダイスケ(松坂)は短い間にブルペンで重要な存在になった。状況によって最適の投手をマウンドに送る」と、今後も抑えでの起用があることを示唆した。

 「思ったほどうれしくない」と初セーブを振り返った松坂の言葉には、先発復帰への思いものぞく。ただ「ここ(救援)で頑張ります」と新しい役割への意欲は、はっきりと口にした。

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