マー君に大投手リベラのロッカー!

 楽天からヤンキースへ移籍した田中将大投手(25)が14日(日本時間15日)、フロリダ州タンパでのキャンプインを控えて、キャッチボールなどで調整。キャンプ期間中は通算652セーブのメジャー記録を残し、昨季限りで引退した大投手、マリアーノ・リベラのロッカーを使うことが決まった。

 ほかの選手より幅が約30センチ広い特別仕様。メジャー1年目のキャンプで田中将に与えられたのは、将来の殿堂入りが確実なリベラが長年使ったロッカーだった。

 ヤ軍では先発ペティットも昨季限りで引退しているが、「田中には通訳や広報担当がいるし、多くの報道陣から取材を受けるから」(球団関係者)との理由で一番端に位置するリベラのロッカーを継承させることを決めた。

 特別なのはロッカーだけではない。近日中にメーン球場に隣接するグッズショップで「田中」と「ヤンキース」の日本語が入ったTシャツの発売が決まった。関係者は「松井のときにはなかったこと。日本語の商品は初めてになると思います」と興奮気味に語った。

 この日は身体検査のあと、キャッチボールなど軽めのメニューで調整した。キャンプ初日にはいきなり黒田やサバシアら先発陣の柱とブルペン入りする。「いよいよ始まるなという感じです」と表情を引き締めた。

 公式球やブルペン、すべてが新しいものばかり。「見て、学んで、感じて、自分でやってみて、いろいろ経験できればいい」。球数制限などのメジャー流調整法にも「僕は自分のやり方を押し通そうとは思ってない。まずこちらのやり方を学びたい」と柔軟な姿勢で臨むことを宣言した。

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