上原借り返した!Rソックス地区S突破

 「ア・リーグ地区シリーズ・第4戦、レイズ1‐3レッドソックス」(8日、セントピーターズバーグ)

 ア・リーグの地区シリーズ(5回戦制)第4戦2試合をセントピーターズバーグなどで行い、レッドソックス(東地区)はレイズ(ワイルドカード)を3‐1で破り、3勝1敗で5年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。上原浩治投手(38)は2‐1の八回途中から1回1/3を無安打無失点でシリーズ2セーブ目。4試合連続登板の田沢純一投手(27)は打者1人を抑えた。タイガース(中地区)はアスレチックス(西地区)に勝ち、2勝2敗とした。

 上原がフォークボールでレイズの主砲ロンゴリアを三振に仕留め、跳び上がって捕手と抱き合った。そこにチームメートが集まる。地区優勝の時と同じ光景が広がった。

 前日、上原はサヨナラ本塁打を浴びた。ファレル監督は「コウジ(上原)で負けたのだから、みんな納得した。今日は何とか借りを返すチャンスを与えたかった」と登板機会をうかがった。

 2‐1の八回2死一塁で出番が来た。気迫のこもった投球で三振を奪い、3‐1となった九回も三者凡退。完璧に四つのアウトを奪ってセーブを記録し、前夜の悪夢を拭い去った。

 最後を上原が締める必勝パターンは変わらないが、ポストシーズンでは今回のようなイニングの途中からの登板が増えそうだ。「チームが勝つことが一番なので、自分は言われたところでやる」と責任感を口にした。

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