松下洸平に続き…小栗旬の“目力”に、信澄役・緒形敦も撃沈?「近い近い近い…」豊臣兄弟!撮影秘話明かす
豊臣秀吉の弟・豊臣秀長が主人公の大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK)で、明智光秀を演じた要潤と、織田信澄を演じた緒形敦が、8月9日に「高島市民会館」(滋賀県高島市)で開催されたトークライブに登壇。以前のトークに続き、またしても織田信長役の小栗旬の演技をめぐって話が弾む一幕があった。
■ 緒形敦、大ファンの小栗旬との共演に感激実父を殺した信長を密かに恨み、舅の光秀に謀反をけしかける“影の黒幕”という大役を、見事に果たした緒形だが、実は小栗旬の大ファン。
「小学6年生の時に『クローズZERO』という映画を観て、そこから憧れなんです。信澄は裏切るけど、信長のことを絶対にリスペクトしていたと思う。僕が役者として小栗さんを尊敬しているという、実際の気持ちが結びつく瞬間が多々あったので、それを大切にしてお芝居をさせてもらいました」と明かした。
4月にこの会場でおこなわれた『豊臣兄弟!』トークショーでは、徳川家康役の松下洸平が「目力が強すぎて、台詞が飛ぶ」と小栗からの被害(?)を語っていたが、緒形も同じ経験をしたそうだ。
「長宗我部と会っていたことを責められるシーンで、小栗さんが怖くて(笑)、準備していたことがまったく通用しなかった。最後に無言になるところでも、リアルに圧がすごすぎて、本当に何も言えなくなっちゃいました。鼻が当たるほど顔も近くて『近い近い近い…』って(笑)。小栗さんに芝居をさせてもらったというか、引っ張ってもらいました」と、貴重な共演となったようだ。
■ 要潤「切って欲しかった」本能寺の変で見せた光秀の悲壮な本音さらに話題は、2人が信長の前に幻影として現れた「本能寺の変」の撮影の裏話に。要潤は「(信長に)切って欲しかったです」という、意外な心境を語る。
「ここで信長を切ったところで自分は天下を取れない、才能のない人間なんだって、光秀は多分痛感していたと思うんです。さっさと切られて、この無様な人生を終わらせたい…という気持ちもあったんじゃないかと思います」と、悲壮感の強かった『豊臣兄弟!』版の光秀らしい言葉が出てきていた。
■ 信澄の最後の演技を分析「念の集合体みたいな感じ」一方、それまでの取り繕ったキャラとは違い、信長への敵意をむき出しもした演技を見せていた緒形は「念の集合体みたいな感じだった」と自己分析。「信澄が『死ねー!』って、こんなに感情をあらわにすることはなかったので、念が信長に襲いかかるという感じに見えたらいいなと。顔なんて別にグチャグチャでいいから、渦まいてるものがガーッと来るという感じを、イメージしてやりました」と、最後のキャラ変の理由を語った。
そして緒形が「信澄はもういないけど、こうやって大勢の方が話を聞きに来てくださるのがすごく嬉しくて、心が温まる経験をさせてもらいました」とイベントの感想を語ると、要は「僕はもう死んで出ていないのに(笑)、これだけイベントに人が来るとか、普通のドラマにはないです。『豊臣兄弟!』は折り返したばかりで、これからどんどん面白くなりますので、ぜひ最後までご覧ください」と、視聴を呼びかけていた。
大河ドラマ『豊臣兄弟!』はNHK総合で毎週日曜・20時から、NHKBSは18時から、BSP4Kでは12時15分からスタート。8月16日放送の第31回「これで、お別れにございます」では、羽柴(豊臣)秀吉(池松壮亮)の動きを警戒して、市(宮�アあおい)が柴田勝家(山口馬木也)と結婚。さらに織田信孝(結木滉星)が三法師を岐阜に連れ帰り、織田家の主導権争いが激化していくところが描かれる。
取材・文・写真/吉永美和子
(Lmaga.jp)
