初日から行列も…福岡の人気店「今屋のハンバーガー」が上陸、レジェンドの味は大阪でここだけ
福岡で80代の店主が作るホットドッグが人気の「今屋のハンバーガー」。その名店の味を引き継ぐ大阪1号店が、日本橋の「黒門市場」近くにオープン。5月19日の開業以来、すでに行列ができる人気ぶりとなっている。
■ 決め手は素材、パンは開発から熱を入れる創業約50年の「今屋のハンバーガー」の始まりは、移動販売車でのホットドッグ売りから。その後、流行となったハンバーガーの販売を経て、福岡市の「西公園」内でホットドッグスタイルのバーガー店として営業。ユーモアあふれる人柄で店をひとりで切り盛りし、今年6月に81歳になる店主・今崎勝美さんは、SNSや料理漫画への掲載などで注目され、国内外から多くの客が訪れるように。
今回、満を持して大阪1号店を開業した店主のタカユキさん・ユキさん夫婦は、3~4年前の福岡旅行で初めて本店を訪れ「今まで食べたことのないおいしさ」という福岡のソウルフードと、今崎さんのキャラクターに惹かれたそう。「地元の大阪でもきっと好かれる味」と弟子入りを決意し、福岡での数週間の修業を経て、レジェンドの味を習得した。
店で食べられるメニューは、本店の味を引き継いだホットドッグスタイルの10種のバーガーだ。特に人気なのはハンバーグ、ソーセージ、玉子を贅沢にサンドした「ミックスエッグ」(750円)や、ジューシーなフランクフルト入り「フランクエッグチーズ」(750円)など。ドリンクやサイドメニュー(コールスローサラダなど)とのセット(1100円~)も揃う。
今崎さん直伝のソースがポイントで、ケチャップや福岡から取り寄せる調味料などを1時間半ほど炊いて、3日間寝かせることで本店のまろやかな味を再現。バーガーの主役・ハンバーグは、精肉店に毎朝挽いてもらう、脂があっさりめ配合の肉を使って、旨味を引き出せるよう丁寧に手作りするスタイルだ。
さらに、管理栄養士であるユキさんが「1番こだわりました」と話すパンは、何十軒も理想のものを探しまわった末に、大阪のパン店と改良を重ねた特注品が完成。「今屋のハンバーガー」らしい、たっぷりなボリュームに合うよう、職人の手ごねで焼いた時に高さが出るよう工夫され、メイン具材を挟む前と後の2度焼きで、心地よい食感を生み出す。
また店内も今崎さん流を意識し、白黒のチェッカー柄や赤のインテリアが、本店に似たアメリカンダイナー風の雰囲気を演出している。店主夫婦は「今崎さんから『大阪2号店も作って』と言われまして」と笑顔を見せ、「関西のソース文化とも合いそうですし、大阪ではまだそこまで高くない知名度を九州ぐらいまで上げていけたら」と、地元大阪での普及に意気込む。
「今屋のハンバーガー大阪1号店」の営業は11時~売り切れ次第終了。月・木曜休(祝日の場合は営業、翌日休)。ほか詳細は公式サイトにて。
取材・文/塩屋薫 撮影/Lmaga.jp編集部
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