「顔がタイプじゃない!」疑惑の女狐・吉岡里帆の痛烈パンチ…不倫、復讐? 前途多難な結婚生活【豊臣兄弟!コラム】

仲野太賀主演で、豊臣秀吉の弟・豊臣秀長(小一郎)が、兄とともに天下一統を果たすまでを描いていく大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK)。

4月5日放送の第13回「疑惑の花嫁」では、秀長の生涯の伴侶となる慶(ちか)に、あまりにも辛い過去があったことが発覚。いろいろ重苦しい未来を感じさせる展開のなかで、思いがけない笑いも多い回だった。

■ 疑惑が尽きない妻・慶…第13回あらすじ小一郎は主君・織田信長(小栗旬)に命じられて、元は美濃斎藤家の重臣だった安藤守就(田中哲司)の娘・慶(ちか/吉岡里帆)をめとることになった。

しかし、兄・藤吉郎(豊臣秀吉/池松壮亮)の妻・寧々(浜辺美波)は、慶は男を買いあさる女狐という噂を吹き込み、前田利家(大東駿介)からは、慶の前の夫は稲葉山城の戦いで戦死し、守就に織田への裏切りを焚き付けた小一郎を、恨んでいるのではないかと忠告が入る。

藤吉郎と寧々は、慶が小一郎に復讐をもくろんでいると思い、そろって小一郎を止めに行く。2人を説き伏せて追い返した小一郎に対して、慶は小一郎が少しも好みの殿方ではないし、織田の侍ということが許せないと本音を明かした。

そして復讐をする気はないが、この身は差し出しても心は指一本たりとも触れさせないと宣言。小一郎も、許す気になるまではなにも求めないけれど、己をもっと大切にするよう慶に願うのだった・・・。

■ 冷たい「どんぎつね」…もとい「女狐」吉岡里帆今回で本格的にドラマに合流した、秀長の正室・慈雲院。生年はおろか本名すらも不明なので、この『豊臣兄弟!』では彼女の戒名の一文字を取って「慶」となった。

前回登場したとき、吉岡里帆とはわからなかった人が続出したほど、異様に冷たいオーラをまとった女性だったが、この第13回で理由が描かれた。

謎の男と逢瀬をしていたのを、秀長に見られるのが最初のコンタクトだった慶。しかしそれを目撃したのは秀長だけではなく、岐阜城下では有名な話だったらしく、寧々は彼女を「女狐」呼ばわり。

しかし、吉岡に狐が絡んだら、どうしたってあのCMのキャラが浮かぶ人が大多数で、SNSでは一斉に「なんだろう、無性にうどんが食べたい」「そりゃ女狐だよ、どんぎつねさんだもん」「狐を演じさせたら吉岡里帆さんの右に並ぶ人はいない」などの声が。

さらに、秀吉とはすっかりケンカ友達(ケンカシーンのカメラワークまでやかましくて最高)の前田利家が、慶の前夫は信長が滅ぼした斎藤家の侍で、父・守就が織田方に寝返ったせいで戦死。さらに父が裏切る要因を作ったのは秀長・・・。

ということで、すわ復讐か?! と秀吉&寧々夫婦ともども肝を冷やしたわけだけど、そこは身内を殺した相手に嫁ぐなんて珍しい話じゃなかった戦国時代。慶もその辺は割り切ってることが語られたけど、秀長を「タイプじゃない」と言い切るのは「そこまで言わなくても・・・」と切なくなった。

SNSも「少しも好みではない! つらい!」「心の中にまだ違う人が大きな存在としているところ、似てるんだな。愛した人が犠牲になった憎しみを持ってるもの同士」」「慶さんにどう笑顔を取り戻すかがここ数話の鍵になるのかね」「そのうち慶もデレるかな・・・と思うとそのときが楽しみになってきた」「めんどくせぇ兄と義姉に、一癖も二癖もありそうな妻。小一郎がんばれ!」など、これからの2人に期待の声が上がっていた。

■ 「本能寺フラグを構築」明智光秀に辛く当たるさて、その頃の信長さんは、新しい元号「元亀」の名前が気に食わないとゴネたり、将軍・足利義昭(尾上右近)にマイルールを押し付けたりと、ちょっと図に乗ってるモード。

特に仲介役になっている明智光秀(要潤)への当たりが強すぎて、SNSも「明智くんが着々とストレスを溜めていく・・・あーこわこわ」「本能寺フラグを物凄い勢いで構築していくノッブ」「もう来月くらいに本能寺が燃えそうだよ?!」「秒速本能寺になりそう」とヒヤヒヤする声が。

一方、妹・市(宮﨑あおい)の夫・浅井長政(中島歩)とは和気あいあい(ノッブ目線)と相撲を取り、その姿を実の弟・・・幼い頃は仲良く遊んだのに、自分を裏切ったためにこの手で成敗せざるをえなかった織田信勝(中沢元紀)と重ねた。

しかし、この「織田浅井義兄弟!」の残酷な結末を知っている視聴者は、一斉にSNSで悲鳴のようなつぶやきを。

「義理の弟になったことで長政が信長の異常ブラコンのターゲットになってしまった」「今度こそ弟が望む良い兄でいようってのが見てるこっちにも丸わかりだっただけにお労しや」「大河ドラマにおいて『この戦が終わったら・・・』は、完全なる悲劇フラグになるんだよ信長さま」「くそう・・・歴史を変えてあげたい。この信長と長政兄弟のために」「『兄弟』というテーマでここまで織田信長の出汁を取れるセンスは黒い光が閃いてる」などのコメントが見られた。

■ 実弟に次いで、義弟にも裏切られた兄・信長そして、長政に宣言した通り、信長は実質朝倉家の討伐に乗り込むことに。ここで長政が信長との約束を守って、浅井の兵を動かさなければ、朝倉家の滅亡は数年早まっただろう。

しかし、父・久政(榎木孝明)の根強い信長不信と、朝倉家の使い・朝倉景鏡(池内万作)に「兵を動かさないなら市を殺す」ということをほのめかされたため、やむなく挙兵を決断。お市様LOVEの中島歩長政らしい、裏切りの動機だろう。

この悲しい決断に至るまでについて、SNSでも「長政くん大好きなのに置かれた状況が不利すぎて鬱」「どの大河でも、長政が裏切らないことを期待するけど、絶対実現しないのしんどい」「父親の嫁いびりにちゃんとNOがいえる長政エラい! けどもう手遅れ!」「今回の長政様は裏切りたくて裏切ったわけじゃない。でもまたも『弟に裏切られた兄』となる信長様の心境は・・・」と、長政の苦悩に寄り添うような言葉が集まった。

そしてついに、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康(松下洸平)の三英傑がそろってピンチに巻き込まれる歴史的な戦「金ヶ崎の戦い」を翌日に控えるという状況に。

その前に秀吉は、かつて自分に「己を信じて突き進むこと」などの出世への金言を与えてくれた家康にお礼の挨拶に行ったが、実はその言葉が思ってるのと全部逆のことだった家康は、まったく記憶にない・・・どころか、秀吉のことすら「あれ、誰?」って覚えてなかった!

このとんでもないオチに、SNSは「不機嫌なのかと思ったら本気で藤吉郎のこと覚えてなかっただけの家康ww」「かつてテキトーなことを言ったヤッス。その言ったことも相手も忘れていたヤッス。ひどすぎない?ww」「さすがすぎる。さすがすぎる大好き」「ほんと今年の家康性格悪くて最高!」「家康だけが癒しだわ」「全然記憶にない足軽上がりの男と金ヶ崎の退き口しなきゃいけないヤッスおもろすぎるな」と、逆に好感度が爆上がりしていた。

■ 新年号「元亀」、信長の呪われた4年間に…信長と義昭の関係、信長と長政の関係、そして秀長と慶の関係と、今回は重苦しかったり、悲劇のフラグを予感させるような人間関係に心がキリキリとしそうなところで、秀吉&寧々が慶をめぐって夫婦ドタバタ喜劇状態になったり、秀吉&利家の犬猿コンビの言い争いが起こったり、徳川家康の大ボケにズコーッ! となったりと、意外とコメディ要素も大きな回だった印象だ。

信長はこの浅井の裏切りをきっかけに、日本中を敵に回して戦う状況に突入するわけだから、まさに最後の安らぎの時間だったと言えるだろう。来週以降は、なかなか辛い描写が多くなるはずなので、今から腹をくくっておこう。

そして、信長が嫌った「元亀」という年号の名前、実際のこの年の信長はまさに呪われたような4年間を送るわけだから、ある意味虫の知らせと言えるものだったかもしれない・・・。

大河ドラマ『豊臣兄弟!』はNHK総合で毎週日曜・20時から、NHKBSは18時から、BSP4Kでは12時15分からスタート。4月12日放送の第14回「絶体絶命!」では、浅井長政の挙兵でピンチに陥った信長を無事に京都まで退却させるために、秀吉&秀長がしんがりとして奮闘する「金ヶ崎の戦い」が描かれる。

文/吉永美和子

【写真】慶が会うのは誰?最新相関図で予習

(Lmaga.jp)

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