エバース、2026年は「まだまだ戦える」…一番ダサいがハマる?徹底したネタ作り

お笑いコンビ・エバース(佐々木隆史、町田和樹)が、2月8日放送の『漫才Lovers』(読売テレビ)に初出演する。同放送回ではネタを披露するほか、ブラックマヨネーズの司会進行のもと、コンビ間のルールや決まりごとに関するトーク企画「コンビの掟」にも参加。『M-1グランプリ2025』決勝3位で脚光を浴びるなか、番組収録を終えたばかりの2人に「2026年の活動」について話を訊いた。(取材・文/田辺ユウキ 撮影/Lmaga.jp編集部)

■ 「「もっと俺を鼓舞してくれよ」って」(佐々木)──『漫才Lovers』の初収録はいかがでしたか。

佐々木:賞レース以外のテレビであれだけしっかりネタをさせていただけることはあまりないので、新鮮でした。あとやっぱり、ブラマヨさんと共演させていただけたのが嬉しかったです。めっちゃおもしろかったです。

町田:僕は別番組の引越し企画に、「憧れの人」ということでブラマヨさんがVTRでメッセージをくださったこともあって、ネタのときは「絶対にウケないと」ってちょっと緊張しました。今日はスベるわけにはいかなかったです。

──トークテーマは「コンビの掟」でしたが、なかでも「相方からネタをもらったとき、ありがとうと言うかどうか」という話は盛り上がりましたね。エバースのお2人はそのテーマではトークの機会がありませんでしたが、実際はどうなんですか。

佐々木:町田から「ありがとう」と言われたことないですね。ネタは僕がまず口頭で説明するんです。そうしたら「あー、なるほどね」みたいな感じ。

町田:「ありがとう」ってちょっと照れくさいじゃないですか。あと、説明を聞いているときに「それ、めっちゃいいね!うんうん、ありがとう」とか言って、いざネタ合わせしたとき「お前、全然分かってないじゃん」となるのが一番ムカつくと思うんで。だから真剣な表情で「そういうことね、なるほど」って聞いているんですけど、それがスカしてるみたいな感じになっちゃって…ちゃんと理解しようとしている雰囲気を優先すると、「ありがとう」を言いそびれるんです。

佐々木:いや、違う! 今こいつ、早口でまくし立てて、嘘をついてる喋り方してます(笑)。僕に怒られたくないだけなんですよ。だって僕からしたら、説明しているときに笑ってくれたり、嘘でもいいから「めっちゃいいじゃん」と言ってくれた方が気持ちが乗るじゃないですか。モチベーターじゃないですけど、「もっと俺を鼓舞してくれよ」って思います。

──そういえば2025年『M-1』決勝後に放送された『M-1グランプリ2025 アナザーストーリー』(ABCテレビ)でも、町田さんが佐々木さんにツメられているみたいに映っていましたね。

町田:あれは『アナザーストーリー』がまんまとやってくれたんですよ!いつも通りネタ合わせをやっていて、最後に佐々木が修正している段階だったんですけど、どエラいムードみたいになってましたね(笑)。

佐々木:普段のネタ合わせだったら、もうちょい町田任せでツッコミのテンションとかやるんです。でも年に1回の『M-1』で、「ここで絶対に勝たなきゃ」ってときだったので、僕の想像しているあのネタの完成形を事細かに説明していたら、そこが放送されて。あの瞬間だったら、そらそうなるって(笑)。

町田:でも決勝の10組はみんなあんな感じだし、それが伝わったのは良かったかもね。

■ 「できること、できないことを補って」(町田)──ちなみにお互い「この相方で良かったな」と感じる瞬間はありますか。

佐々木:賞レースで結果が残せるネタを作る力が付いたのは、「町田をどう生かせばいいのか」と考えるようになってからなので、ほかのやつと組んでいたらそんなにおもしろいネタは作れなかったかもしれません。町田は根っからのイジられキャラで、学生時代もよく無茶振りされていたので。それをネタとして出すにはどうしたらいいのかなって。たとえばNON STYLEさんのように、ハイテンポでボケとツッコミを見せることは僕らはできないので、「じゃあ、町田の良さをどう出すのか」に絞りました。

町田:俺は全部の面で佐々木が相方で良かったです。ネタも書いてくれていますし、番組でVTRを見て「どうでしたか」と振られてもちゃんとコメントしてくれるし。「俺、なんにも思いついてない」ってとき、大体喋ってくれますから。そうやって役割がしっかり決まっていて、できること、できないこともお互いにあって、それを補えていますね。

佐々木:あとネタを作っているとき、自分の中にある“一番ダサいやつ”とか“一番かっこつけてるけどダサいやつ”をそのまんま町田にやらせるんです。それがバッチリとハマるんですよね。

町田:ウケればなんでもいいんです、それをやってスベるのが一番嫌なんで。

──『M-1』など賞レースで結果を残した芸人のみなさんは翌年、多忙さもあって、目の前の仕事に専念するとして一旦『M-1』出場をお休みする風潮も強まってきました。お2人も仕事量がかなり増えたと思いますが、“充電”は考えていないですか。

佐々木:自分たちの手札のなかで「これは『M-1』でやれそうだな」というのがあるうちは、全然戦っていける気がしています。みなさんはどうなのか分からないですけど、もし手札がすっからかんになって、単独ライブでもいいネタが作れなくなったら休むことも考えるかもですけど、今のところ、まだまだ戦える感覚がありますね。

町田:あと結局、僕らは負けていますしね。順位も上がってはいますけど、負けていますから。2025年で全部を出し切った気もないし、まだまだいけます。

──2026年の活動はより充実したものになりそうですね。

佐々木:今は番組の単発ゲストで呼ばれることが多いですが、ただ僕の地元(宮城)のレギュラー番組でロケをやらせてもらったり、YouTube番組『AKB48の全力エンタメ委員会』でMCを担当させてもらったりしているので、この1年はロケやMCの回しでの実力も見せていきたいです。そこで芸人としてのランクアップを図りたいです。

町田:そういう部分で力を付けながら、「漫才の力が落ちたな」と言われないようにがんばっていきたいですね。

エバースの出演する『漫才Lovers』は2月8日16時から放送される。

(Lmaga.jp)

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