ギリギリまで甘く…大阪産「朝採りいちご」が一番おいしい!? 5日間限定で販売 甘さの秘訣は?
「今届きましたー!」百貨店「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)の店頭に、朝方に摘んだばかりのいちごが並んだ。12月17日から5日間、期間限定で「朝採りいちご」を販売する。
販売されているのは、「近鉄百貨店」が大阪府河南町で自社栽培した「はるかすまいる」。いちごは気温の低い夜間に糖分を蓄えるため、「朝採りいちご」はおいしさ、みずみずしさが抜群となる。特に、12月は今季初めて実らせた「一番果」のため、株の栄養がいちごに凝縮される。
また、大阪で自社栽培していることも、いちごの甘さに一役買っている。一般的にいちごは、輸送のため7~8分の熟度で出荷される。収穫時の甘さ=いちごの甘さとなり、それ以上甘くなることはない。一方、「はるかすまいる」は「外部流通を挟まず、ギリギリまで甘くしたものをすぐに翌日送るので、甘いし鮮度も高いです。大消費地のお膝元で栽培しているのが強み」と、事業開発部・荒鹿さんは話す。
「はるかすまいる」は2022年8月から自社栽培を始め、2023年から販売開始。年間8~10万パックが、入荷すると無くなっていくペースで売れている。
今年は11月中旬から店頭に登場。取材当日は、1パック・1404円(中粒)~、朝採りいちごが1515円で販売されていた(時期によって価格は変動する)。反響について、荒鹿さんは「シーズン初めの11月は、今より高い価格で販売していたのですが、それでもどんどん売れていました」と話す。そのほか、試しやすい小さいパックが540円で販売されている。
今後は、「はるかすまいる」を使ったジャム、フィナンシェ、リキュールなど、規格外いちごを活用した自社商品を展開。2026年春頃に販売を予定する。
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「はるかすまいる」は、「あべのハルカス近鉄本店」ウイング館地下2階「ハルチカマルシェ」にて、6月頃まで販売。朝採りいちごは、12月17日~21日まで店頭に並ぶ(1パック・1515円/各日20パック限定)。
取材・文・写真/Lmaga.jp編集部
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