絶好調!六甲山「初滑り」はコスプレで…ミャクミャクからガンダムまで続々滑走…入園・リフト代無料の条件は?
六甲山にコスプレイヤーが大集合。全身コスプレで、今シーズンの初滑りをおこなう「仮装滑走」が、人工スキー場「六甲山スノーパーク」(神戸市灘区)で12月6日に開催された。
晴天の下、アニメや漫画のキャラクターや、ミャクミャクの扮装まで、267名のスキーヤーやスノーボーダーたちが、白く輝くゲレンデを颯爽と滑り降りた。
コスプレーヤーによる初滑りは、5年以上おこなわれている恒例のオープニングイベント。入口では、スタッフによるコスプレ審査が厳格におこなわれ、「全身コスプレ」の条件に達している人が、この日限りで入園料(おとな2800円)とリフト料金(1日券3300円)が無料になるスペシャル企画だ。
『大阪・関西万博』開催時にボランティアをしていた来場者は、実際の支給ユニフォームで審査を受けたところ、「それは、コスプレではないのでは…?」と、不合格になりそうになりながら、ギリギリ合格にしてもらったそう。
コスプレ姿でゲレンデを楽しむ人たちに話を聞くと、兵庫県や近畿エリアだけでなく、岡山や広島、北陸や東京から来場した人も。なかには、毎年同スキー場のオープンイベントで、遠方の友人と会うのが恒例だという、グループの参加もあった。
コスプレは、『ガンダム』、『ドラゴンボール』や『千と千尋の神隠し』『スパイダーマン』など定番から、『忍たま乱太郎』『SPY×FAMILY』など、幅広い映画や、アニメ、漫画のキャラクターがずらり。さらに、サンタクロース、武将、今年ならではのミャクミャクなど多岐に渡り、雪の上にカラフルな衣装が映えた。
オープニングイベントで仮装滑走を始めた理由として、「コスプレーヤーは日本に一定数いることはわかっていたので、映える写真や動画を撮れる機会を作って、来場者満足度を上げたかった」と、スキー場担当者。コスプレーヤーは毎年200名以上参加しているとのこと。
オープニングイベントでは「仮装滑走」のほかに、元大相撲力士による相撲パフォーマンスやちゃんこ鍋の振る舞いなどもおこなわれた。
「六甲山スノーパーク」は、12月6日から3月8日まで期間中無休で営業。営業時間は朝9時から夕方4時半(ナイター営業日は夜7時半)。入園料はおとな2800円。リフト券は平日1日券1600円、土日祝扱い日1日券3300円・3時間券2800円、1回券250円ほか。詳細は公式サイトにて。
取材・文・写真/太田浩子
(Lmaga.jp)
