京都で唯一無二の存在…休業発表の「藤井大丸」なぜ愛される?「ここだけの雰囲気がある」

京都の百貨店「藤井大丸」(京都市下京区)が、2026年5月より休業に入ると発表された。営業再開は約4年後の2030年となり、SNSではさまざまな反響が相次いでいる。

■ ファッション激戦区の京都・四条エリアでも…根強いファン1870年に創業し、1912年(明治45年)に現在の住所(四条寺町角)に本店を移転し100年以上が経過した同施設。1972年7月には1階に「マクドナルド」関西1号店がオープンしたことでも有名だ。

入店するのは主にファッションブランドとなり、時代にあわせてテナントを入れ替えている。「ユナイテッドアローズ」や「バブアー」、「シティショップ」「アダム エ ロペ」「マリメッコ」など、京都府内でここにしかない店舗も少なくない。

同館の担当者は「2020年のリニューアルについてはコロナ禍いうこともあり、不安な中でのリニューアルとなりましたが、よりターゲット層を広げていくため、藤井大丸の中でもより洗練された上質なブランドを中心に展開致しました。新しい客層の獲得はもちろん、既存のお客様にも新鮮に楽しんで頂けるより良い館作りができた、ひとつの転換期だったと思います」と明かす。

また、「喫茶マドラグ」「アラビカ京都」など京都の人気店も入店しているのもポイントだ。その狙いについて「他の館との差別化を図るMD(飲食)である事、両店舗とも京都に根付いているショップである事、アラビカは特にファッションとリンクしたコーヒーショップの先駆けでもあるので、オファーさせて頂いた経緯があります」と担当者。

近隣には「河原町オーパ」や「京都BAL」といった商業施設、「京都��島屋」「大丸京都店」などの百貨店、また「新京極商店街」「寺町京極商店街」にもさまざまなショップが軒を連ねるが、「百貨店っぽくなくておしゃれで、フラフラ歩くだけで楽しい」「ここにしかない雰囲気がある」など、ファンも多い。

「アパレルだけにとどまらず、ライフスタイル全般にわたりファッションの楽しさを発信していく」という点を意識し、新しく個性的なものを求める客へ向けた取り組みをしてきた同館。過去には人気の古着店など、期間限定のポップアップショップにも力を入れている。

■ 価値ある四条界隈エリアへ「より魅力的な京都のランドマークに」今回の休業に関しては「京都の皆様と京都を訪れる国内外の皆様が共に過ごせる価値ある四条界隈エリアとなるよう『周辺エリアを活用した街づくり』を進め、より魅力的な京都のランドマークへと生まれ変わるべく、準備を進めます」とコメントしている。

SNSではこの発表に、「ここにしかないお店があるので残念」「休業中はどこで服買えば…」「時代なのかな……寂しいですね……」と反響が。改装後に関しては「出来ればこれからも日本人に特化したお店であり続けて欲しい」「再開してインバウンドに振った店舗ばかり入ってたら嫌だな」と、懸念の声もみられた。

「藤井大丸」は2026年5月6日をもって本館での営業を一時休業する。2030年度中にリニューアルオープン予定。

(Lmaga.jp)

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