万博で約1500杯売れた!「サントリー」の関西限定ジンカクテル 材料はまさかのウスターソース?
飲料メーカー「サントリー」(代表:鳥井信宏)が11月5日に新たなアルコールドリンク「未来の関西ジンカクテル」を発表、大阪市内で会見を実施した。3種のカクテルが関西の飲食店で販売される。
■「未来に残るカクテルを」と個性的な組み合わせも「サントリー」は大阪の地で1899年に創業。ジンをはじめ、スピリッツなどの拠点である大阪工場は今年で106年目になる老舗飲料メーカーだ。主力のビール商品の大幅リニューアルや、ノンアルコール新作の開発、そして今年は『大阪・関西万博』にもレストランやカフェを出展し、さまざまな企画に挑戦している。
昨今はクラフトジンの売り上げが顕著に伸びており、認知度が上がっているという。今回は同社がそんなジンにフォーカスし、「新たな洋酒文化を残して行くべく、未来に残るカクテルをつくろう」と自社製品である「サントリージン 翠(すい)」と「ROKU」を使った「未来の関西ジンカクテル」を開発した。
今回の取り組みとして、まず関西在住者に「関西で残したいものは?」というアンケートを実施。約6万5000件の集まった回答を元にAIを駆使して、レシピを作成したという。
その後、バーテンダーと3カ月かけ、実現できるかつ実際に店で提供できるメニューを考案し、『大阪・関西万博』のキッチンカーなどでテスト展開をして約1500杯を販売。そしてこれから関西の料飲店で展開される予定だ。
販売されるカクテルは、「翠」にウスターソースやトマトジュースを合わせた関西らしさを感じる「赤翠(あかすい)~やっぱ赤い翠やねん~」をはじめ、「翠」と「ジムビーム」を合わせた「翠ビーム」、そして「ROKU」に加え、創業者・鳥井信治郎氏の遺作ウイスキー「ローヤル」も材料に入れている「ROKU MUSUBI」がスタンバイ。
関西在住のお客からのアンケートでは、「関西で残したいのはソース文化」という回答が多かったことから、今回のような個性的なカクテルが誕生したようだ。今後「赤翠」「翠ビーム」は年末までに居酒屋などで300店舗、「ROKU MUSUBI」はバーなどで100店舗の展開を目指す予定だ。
担当者は「現在は関西圏のみの販売予定。1番の理想は、関西のバーがおもろいことやってるで、とエリア外の料飲店さんから広がっていくとおもしろいな、と思っています」と今後の展望についてもコメント。未来に存続するレガシーカクテルに期待が高まる。
取材・文・写真/Lmaga.jp編集部
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