世界進出を狙う?AIを使った漫才の可能性…フースーヤ田中「ジャスティン・ビーバーに届けたくて」

コメディの魅力を発信するイベント『大阪コメディフェスティバル』が、梅田の3会場にて期間限定で実施中。そのなかのひとつであるライブ『MANZAI×AI』が「HEP HALL」(大阪市北区)にて9月19日に開催され、ジョックロック・フースーヤ・ロングコートダディの3組が登場した。

『大阪・関西万博』の開催により国内外から大阪への注目が集まる今、「大阪の玄関口」としてさらなる観光客の増加が見込まれるキタエリアを舞台に開催する『コメディフェスティバル』。同ライブでは、お笑い特化型AI字幕翻訳サービスなどの最新技術を活用し、芸人のネタを国内外の観客にも届けるスタイルに。

会場では、前半に生で披露する漫才に字幕を入れて披露。そして後半では、あらかじめ収録しておいた漫才動画を最新AI技術を駆使してまるで彼ら自身が英語を話しているかのように編集し、それを本人たちと観客が観ている前で、英語に吹き替えた漫才動画の鑑賞会がおこなわれた。

出演した3組もAIを使った漫才は今回が初の試み。鑑賞会の間はロングコートダディ・堂前や兎が「字幕が出てる!」と感激する場面や、ジョックロックのネタの途中に出てくる「広末涼子」のくだりが「ブリトニー・スピアーズ」と翻訳されているところに、「おお!」と福本ユウショウ、ゆうじろーが感動している様子も。

ライブ後、堂前は「(AIが)テンポや間もちゃんとおもしろくしてくれるのは、本当にすごいなと思います」と言い、テンポに関しては「ピクサー作品のテンポ感に似ていてびっくりした」と驚きを見せた。

またフースーヤは元々世界も視野に入れていたという。田中は今回披露したギャグ「チャーハン、チャーハン」は以前YouTubeで海外向けにいろんな国の言葉で作ったことがあるといい、「ジャスティン・ビーバーに届けたくて英語のネタを作った時期があって、昔から海外は視野に入れてたんですけど、今日でボヤけていた視野がはっきりと見えた。これからは『世界のフースーヤ』になりたいと思います」と熱く宣言した。

「OSAKA COMEDY FESTIVAL 2025」は~9月21日まで、「SkyシアターMBS」「HEP HALL」「阪急サン広場」の3会場で開催される。

(Lmaga.jp)

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