大阪・関西万博、来場者が1000万人を突破「夏の万博楽しんでほしい」記念スタンプも登場
『大阪・関西万博』(会場:夢洲)の来場者が、6月29日に1000万人を突破。それを記念して同日午後にセレモニーがおこなわれた。
28日は、『JAPAN FIREWORKS EXPO』による大曲の花火(秋田県)の打ち上げもあり、開幕以来最多の来場者数となる一般17万7000人、関係者1万8000人、合計19万5000人を記録。協会の予想よりも少し早く、1000万人を突破したという。
開幕から78日目の6月29日、記念すべき1000万人目の来場者となったのは山形県山形市在住の浅野さん一家4名。長女のゆあさんの12歳の誕生日が明日で、誕生日プレゼントとして万博に訪れたという。
セレモニーでは、博覧会協会・石毛博行会長から7月19日から8月末まで何回でも入場可能な「夏パス」と、日傘や帽子の暑さ対策グッズなどが贈呈された。
司会者から1000万人目の来場客となった感想を聞かれ、母のえみさんは「高校生のお兄ちゃん、おじいちゃん、おばあちゃんと来たかったんですが、学校の都合で今回来られなかった。夏パスをいただいたので、もう一回来たいなと思います」と笑顔に。父の和宏さんも「最高です!」と喜んでいた。
来場者1000万人が突破したことについて、石毛会長は「思っている以上のスピードで来場者が増え、少し早く1000万人を達成した。夏本番ということで、ぜひサマーエキスポ、夏の万博を楽しんでもらいたい」と呼びかけた。
1000万人達成を記念し、ミャクミャクと「THANK YOU for 10000000 VISITORS」と書かれた期間限定スタンプが登場。会場西側の「フューチャーライフヴィレッジ」に6月30日から7月15日まで(9時~20時30分)設置される。
石毛会長は「会場全体の混み具合を見ると、まだまだ東側やリングの中が人気。会場西側の活性化は課題で、開拓の余地がある。この記念スタンプを押すために西側にも来て欲しい」と期待を込めた。
取材・文・写真/Lmaga.jp編集部
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