今が見頃!関西「あじさい」の名所5選、大阪・関西万博の会場にも【2025年】
先週6月9日に梅雨入りした関西では、雨の季節を彩る「紫陽花(あじさい)」が見頃を迎えている。今回の記事では、ジメジメしたこの時期に癒やしを与えるあじさいの名所から、5つをピックアップしてご紹介します。
■ 今年開業の新スポットからも近い都会で
「大阪城公園 あじさい・うつぎ園」(大阪市中央区)今年開業した商業施設「なノにわ」や、ホテル「パティーナ大阪」からほど近い「大阪城公園」の南側では、大阪市内の街中にありながら、約1400株のあじさいが咲き誇る。「あじさい・うつぎ園」は、外堀越しに「六番櫓」を望み、あじさいとともに、大阪城らしい景色も楽しむことができる。
期間:5月末~7月上旬
アクセス:大阪メトロ谷町線「谷町四丁目駅」徒歩8分
料金:無料
■ 今年リニューアル!新株植えた約50品種に
「万博記念公園」(大阪府吹田市)公園北西側の「自然文化園 あじさいの森」では、6月13日現在、全体的に見頃を迎えている。改修工事を経た今年は、昨年の約30品種から新たな品種が増えた、約50品種のあじさいが咲き誇る。今年植えた小株ながらも若々しいあじさいと、それ以前から咲く花数の多いあじさいの、両方の姿を楽しむことができる。
期間:6月7日~6月29日
アクセス:大阪モノレール「万博記念公園駅」徒歩15分
料金:自然文化園・日本庭園共通入園料 大人260円、小中学生80円
■ 市内最大級の約1万株、「映え」スポットも
「長居植物園」(大阪市東住吉区)山奥の谷をイメージした「アジサイ園」に、大阪市内最大級の約1万株のあじさいが咲く「長居植物園」。6月16日現在、見頃を迎えている約45品種のあじさいに加え、今年は初のフォトスポットも設置。色とりどりの傘を吊した「アンブレラスカイ」や、涼やかな音色を楽しめる「風鈴の小径」は雨の日も幻想的で、あじさいをより一層際立たせる。
期間:5月31日~6月29日
アクセス:大阪メトロ御堂筋線「長居駅」徒歩10分
料金:大人300円、高校生・大学生200円、中学生以下無料
■ 甘い香りの小さな花が上品「野生のアジサイ」
「六甲高山植物園」(神戸市灘区)六甲山上の「六甲高山植物園」では、野生のアジサイ「コアジサイ」が6月17日現在、見頃を迎えている。標高865mにある同園は、市街地より5度ほど気温が低い気候を生かして、世界の高山植物を野生に近い状態で栽培している。関東地方以西に自生する「コアジサイ」は、よく見かける「ガクアジサイ」のように大きな花びらは無いが、甘い香りと和らいだ青紫色の花で、見るものを魅了している。
期間:~6月下旬
アクセス:六甲山上バス「六甲高山植物園」徒歩1分
料金:大人900円、小人(4歳~小学生)450円
■ 人気海外パビリオンとともに束の間の季節感
『大阪・関西万博』(大阪市此花区)人工島の「夢洲」にありながら、季節の花を楽しめるのが『大阪・関西万博』の会場内。東ゲートから大屋根リングをくぐってすぐの「光の広場」には、あじさいが植えられている。人気の海外パビリオン「フランス館」や「アメリカ館」からも近いため、パビリオンを巡りながら、束の間の季節感を感じることができる。
(Lmaga.jp)
