５月１３日は『大阪・関西万博』（会場：夢洲）の韓国ナショナルデー。同日に俳優・坂口健太郎の「韓国観光名誉広報大使」任命式が会場内でおこなわれた。

日韓国交正常化６０周年を迎える２０２５年。昨年、韓国人が最も多く訪れた国は日本であり、同じく日本が最も訪れた国も韓国であった。両国間の交流の規模は１２００万人で過去最高となったという。

万博会場内の「シャインハット」では「韓国コレクション」と題し、約２時間半のイベントを開催。歌手のＫ．ｗｉｌｌのライブや、人気ヘアメイクアーティストによるメイクパフォーマンス、韓国伝統衣装の韓服（ハンボク）ファッションショーなどがおこなわれた。

そんななか１番の盛り上がりをみせたのが、坂口の「韓国観光名誉広報大使」任命式。坂口は昨今、「ＵＮＩＱＬＯ ＫＯＲＥＡ」のモデルや「ＧＱ ＫＯＲＥＡ」の表紙に抜擢されるなど、韓国で活躍の幅を広げている。

金髪に黒スーツ姿の坂口が舞台上に姿を現すと、客席からは歓声が。つい先日韓国で髪を染めたと明かし、「時間に余裕があったんで雰囲気を変えてみようと思って。本当は黒染めしようかなと思っていたんですけど…せっかくならと」と明かした。

今回の任命について、坂口は「とても光栄だなと。お話しをいただいたときは僕で務まるのだろうかという思いが少しあったんですが、韓国でいろいろな活動をさせていただいているので、自分にできることがまだまだあるかもしれないという気持ちもあって」とコメント。

続けて、「文化の違いがあるなかで、橋渡しじゃないですけど、そういう立場をできることは光栄なことだなと。お互いの国のことをより深く知ってもらえるように精一杯務めさせていただきます」と意気込んだ。

また、韓国ナショナルデー記念イベント『ＫＯＲＥＡ ＣｏＮＮｅｃｔｅｄ』を、万博会場内の３カ所（ＥＸＰＯホール「シャインハット」、ＥＸＰＯメッセ「ＷＡＳＳＥ」・ギャラリーＷＥＳＴ）で５月１６日まで開催中。韓国観光公社の徐英忠氏は、「テレビや映画での世界ではなく、本当の韓国の魅力を発見され、機会がございましましたら韓国にご訪問されてもいただければ幸いです」とアピールした。

(Lmaga.jp)