「まさか日本で…」デンマーク国王が大阪万博会場に降臨、ファン感激
来日中のデンマーク国王・フレデリック10世が、開催中の『大阪・関西万博』を訪問。4月24日、会場内の「レイガーデン」で開催された「デンマークナショナルデー」のオープニングセレモニーに登場した。世界中のVIPが続々来場しているなかで、国王自ら参加は、このデンマークが初となる。
前日23日には東京・銀座で、大手ラーメンチェーン「一風堂」のラーメンを「おいしい!」と堪能していたデンマーク国王。この日のオープニングセレモニーのスピーチでは、日本とデンマークの150年以上の友好関係に触れ、フィンランド、ノルウェー、アイスランド、スウェーデンと共同で出展している北欧パビリオンについても「多くの人の努力がこの大阪の地で結実した」とアピールした。
観覧席からフラッグとかぶりもので国王とデンマーク代表団を熱烈歓迎していた、河内長野市から来た夫妻に話を聞いた。デンマークが大好きという二人は、「今日のナショナルデーにあわせて、万博に来ました。デンマーク国王に、まさか日本で会える日が来るとは・・・。デンマークではロイヤルファミリーは街で出会えるということもあり、とても身近な存在。皇太子時代にデンマークに行って、現地でお会いしたことがありましたが、国王として日本の万博に来てくださって感激です」と語った。
また大阪大学でデンマーク語を専攻する生徒たちもフラッグを振って、国王や代表団を歓迎。代表団入場の際にも、にこやかに挨拶を交わす様子もみられた。女子学生のひとりは「国王に会えて、とっても嬉しい」と笑顔で話した。
またナショナルデーにあわせて、デンマークからアーティストが来日。国王やセレモニー参加者を前に、スペシャルパフォーマンスを披露した。
(Lmaga.jp)
