『アンパンマン』の作者・やなせたかしとその妻・暢をモデルにしたヒロイン、朝田のぶ（今田美桜）の人生を描く連続テレビ小説『あんぱん』（ＮＨＫ朝ドラ）。４月１６日放送の第１３回では、『アンパンマン』の名台詞である「元気１００倍」が登場し話題となった。

パン食い競争に参加したのぶ（今田美桜）は男性陣を抜き去り１位になるが、女子ということで失格になってしまう。その処遇に怒りをあらわにする嵩（北村匠海）。そんななか、繰り上げで１位になった嵩の弟・千尋（中沢元紀）が賞品のラジオを譲ってくれる。

ラジオを使って近所の人たちにラジオ体操を教えるようになったのぶは、次第に「学校の先生になりたい」という夢を抱く。祖父・釜次（吉田鋼太郎）は大反対するが、母・羽多子（江口のりこ）や妹・蘭子（河合優実）の説得もあり渋々認めるのだった。

パン食い競争で失格とされてしまったのぶだったが、千尋の優しさから優勝賞品のラジオを手に入れる。そんなのぶに対し、嵩は「のぶちゃんよかったね。元気１００倍だね」と声をかける。

意外な場面で『アンパンマン』のフレーズとして有名な「元気１００倍」が登場し、ＳＮＳ上では「突然アンパンマン出てきて笑った」「元気１００倍アンパンマン どんどん名言出てくる」「さらっと出た～」「ここで出るんだ！」などの声が上がっていた。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＮＨＫ ＢＳ・プレミアム４Ｋでは朝７時半からスタート。４月１７日放送の第１４回では、のぶがかき氷を食べていると、そこに嵩と千尋が通りかかる。

文／つちだ四郎

(Lmaga.jp)