大阪で周遊型アートイベントが開幕、市内20カ所のギャラリーが参加「身近に感じて、前向きに」

大阪の街を巡りながらアートにふれあえる周遊型イベント『大阪アート&デザイン2023』が5月31日からスタート。「阪急うめだ本店」(大阪市北区)をはじめ、大阪市内20カ所のギャラリーなどが参加し、各所で個展などがおこなわれる。

「暮らしに躍動感と彩りを与えてくれる作品との出会い」をテーマに、関西圏をはじめ世界的なクリエイターらのアートが集結する同企画。気軽に立ち寄れるよう大阪市内6エリア(梅田・中之島・天満橋・京町堀・本町・心斎橋)のギャラリーやショップで、個展やクリエーションの展示販売など30以上のプログラムが展開される。

「阪急うめだ本店」では、6フロアに渡り「自然との調和」にちなんだ作品展示やアイテムを販売。9階「祝祭広場」では、アート要素を取り入れたインテリア雑貨がそろう『Create from nature 自然から生まれるデザインマーケット』が開催される。

ライフスタイルブランド「カリモクケーススタディ」の新作家具、香りのある空間を創り出す「アットアロマ」のディフューザーなど、日常づかいできるアイテムが充実し、石・植物などサステナブルな素材に配慮した品々も多数揃う。

なかでも注目は、天井に飾られた約7mの巨大インスタレーション。丸やスティック型バルーンを1万個以上使って「新たな生命・エネルギーを送る根」がダイナミックに表現され、光の移動で表情を変える演出も(1日4回/11・14・17・19時~)。アーティストユニット・デイジーバルーンが手がけ、1階「コンコースウインドー」には別作品も展示されている。

イベントプロデューサー「デザイナート」の青木昭夫さんは、「日々愛でるアートが身近にあれば、前向きになれると思います。この企画で一生一緒に暮らしていけるパートナーをみつけてもらえれば。今後はエリアにとらわれず、大阪・関西全体でもクリエイティブカルチャーを発信できたらうれしい」と期待を寄せる。

『大阪アート&デザイン2023』の開催期間は6月13日まで(一部の会場は異なる)。「阪急うめだ本店」のほか、『アルベルト・ジャコメッティ展』(心斎橋)、『(アルヴァ・アアルト)祝90周年!アルテック「スツール 60」の歴史を辿る 』(京町堀)など、各会場の詳細は公式サイトにて。

取材・文・写真/塩屋薫

(Lmaga.jp)

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