大阪・関西万博に新参加企業、翻訳やプロジェクター技術で
2025年の『大阪・関西万博』で導入される先端技術・次世代技術の実証事業「未来社会ショーケース事業」に、新しく2社が協賛することが1月18日に発表された。会場での自動翻訳システムに「凸版印刷」が、大規模なプロジェクションシステムに「ウシオ電機」が参加する。
「凸版印刷」による翻訳システムは、来場者同士やスタッフとのコミュニケーションに使われたり、ツアーガイドやセミナー講師が多数の来場者を相手にする通訳時に利用。発表会で同社の麿秀晴社長は、「言葉の壁をとっぱらうもの」と紹介した。
また、1970年『大阪万博』で「太陽の塔」のサーチライトを手がけたり、2021~2022年『ドバイ万博』では直径約130m/360度スクリーンへ映像を投影した「ウシオ電機」は、大催事場の天井に9台、壁に4台 床に3台で計16台のプロジェクターを設置し、会場全体を包み込むプロジェクションマッピングを導入するという。
これまで『未来社会ショーケース事業』で発表された事業は、会場内・外周バスやバーチャル会場、水上ショーなどで、今回の発表が加わり決定分は9つ、参加企業は13社。空飛ぶクルマや次世代太陽電池、高速大容量通信環境などが、今後発表される予定となっている。
(Lmaga.jp)
