はんにゃ金田、映画の撮影現場で岡田准一からダメ出し
映画『燃えよ剣』の舞台挨拶が10月22日、「T・ジョイ京都」(京都市南区)でおこなわれ、原田眞人監督とお笑いコンビはんにゃの金田哲が登壇した。
大きな拍手で迎えられた原田監督は、「今回キャンペーンの機会は少ないけれど、(新選組誕生の地とあって)京都の皆さんにはどうしても挨拶をしたかった」とコメント。新型コロナウイルスの影響で公開日が1年半延期となった同作だけに「やっとここまでこれた、感無量」と喜びをにじませた。
藤堂平助役を演じた金田は、共演者とオフ日にガールズバーへ息抜きに行った話を披露(2019年当時)。その翌日に土方歳三役を演じる岡田准一から「藤堂さん、切腹です。『撮影中にガールズバーに行くべからず』というのがあるんです」と詰め寄られ、沖田総司役のHey! Say! JUMP山田涼介にも笑顔で「潔く、いっちゃってください」と言われてしまったそうだ。
原田監督は、「そんなことあったんだ。いたかったね、その現場に。そういう団結力や同胞愛を撮りたくて、キャストを選んだ側面もある。キャスト同士の関係性も良いケミストリー(相乗効果)を醸し出してくれた」と改めて俳優陣への感謝を見せた。
司馬遼太郎の同名小説を映画化した同作は、幕末の京都を舞台に描き、V6の岡田准一が新選組副長・土方歳三を演じる。全国の映画館で10月15日より公開中。
取材・文・写真/つちだ四郎
(Lmaga.jp)