投手のクイックモーション、生みの親は福本豊氏
どのように伝説的なプロ野球選手となったのか、(目撃者の)証言からたどる番組NHK BS1『レジェンドの目撃者~盗塁王 福本豊~』に、元阪急ブレーブスの福本豊氏が登場。知られざる秘話が語られた。
「世界の盗塁王」と称される福本氏といえば現役時代、シーズン最多106盗塁、13年連続盗塁王を記録した野球殿堂入りレジェンドで、今もその記録は破られていない。今シーズン盗塁王の周東佑京選手(ソフトバンク)が50盗塁という成績からもそのすごさは歴然だ。
番組のなかで阪急時代の同僚、大熊忠義氏は「入団時はドラフト7位で期待の薄かった選手。徹底的に走るフォームを追求していた」とし、「福本氏の登場で(走塁を軸にした)スピード野球が誕生した」とコメント。そして、盗塁を防ぐために投手は素早い動作が求められ、「福本対策として、野村克也氏(元南海)が日本で初めてクイックモーションを導入した」という衝撃のエピソードを披露した。
この模様は12月18日・午後9時からNHK(BS1)で放送される。
(Lmaga.jp)