事故物件住みます芸人・松原タニシ、森脇健児の息子から出禁通告

事故物件住みます芸人・松原タニシの原作を、亀梨和也主演で映画化した現在公開中の『事故物件 恐い間取り』。タニシとタレント・森脇健児によるトークイベントが4日、なんばパークスシネマ(大阪市浪速区)で開催された。

芸能事務所・松竹芸能の先輩、後輩の間柄であるふたり。森脇は、タニシから事故物件に住むと聞かされた当時を振り返り、「お前、大丈夫かって思った」と本気で心配したという。しかしその後、書籍はベストセラーを記録し、今回の映画も最終興収30億円を見込むほどの大ヒット。タニシは全国的なブレイクを果たし、森脇は「芸能界という山には、いろんな上りつめ方があるんだと分かった」と賛辞を贈った。

タニシは「(タレントの)北野誠さんに『事故物件に住まへんか?』と言われて住み続けることになったけど、その前に森脇さんから『お前、本気で(マラソンを)走るつもりないか?』と声をかけてもらい、森脇健児陸上部に参加していました。『事故物件に住まへんか?』と『本気でマラソンを走らへんか?』というのは同じだと思う。それを続けるか続けないかの違い。本気で走り続けていたら、森脇健児陸上部の方が映画化されていた可能性があった」と裏話を明かした。

また森脇は、タニシの現状について「収入も増えたでしょうけど、タワーマンションや芦屋のええ家に住むのだけはやめて。儲ければ儲けるほど、キッツイところに住んでほしい」と、売れてもなお過酷な事故物件暮らしを続けることを提案。

タニシは、現在の大阪、東京の自宅がどちらも事故物件であることを強調。特に、中年男性が亡くなっていたという東京の部屋は、タシニいわく「この男性が空気を呼んでいろいろ起こしてくれる」とのことで、「テレビの取材があるとき、4時間撮れるはずのカメラが2分で動かなくなったり、撮っているはずの映像が途中で止まったり、インタビューのときに(部屋に置いてある)人形の首が取れたりする」と都合よくアクシデントが発生するそうだ。

そうやって事故物件を転々としているタニシの肩には、女性の霊ら16体が憑いていると言われている。そのことを知った森脇の息子は、年末になると森脇家の大掃除を手伝いに来るタニシに対し「出入り禁止」を通告。タニシは「もう、大掃除に行けない」と寂しそうな表情を浮かべた。

取材・文・写真/田辺ユウキ

(Lmaga.jp)

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