新型コロナウイルスの論文、5万本から有益情報をAI解析
最先端の科学と技術を紹介する番組『サイエンスZERO』(Eテレ)。5月31日放送回では「新型コロナ論文解析SP」と題し、ある新型コロナウイルス対策プロジェクトに迫る。
世界中の科学者たちによって、新型コロナウイルスに関連するデータが次々と発表され続けている現在。その論文の数は週に数千本にも及ぶペースで、査読前からネットで共有されている状況である。
この膨大な情報を解析するために、ノーベル賞科学者・山中伸弥教授を中心とする専門家チームが立ち上げたのが、今回注目する「論文解析プロジェクト」だ。
人工知能AIによって5万本を超える論文データなどを解析し、命を救うために有益な情報を導き出すのだという。
専門家でさえ全体像が把握できないほどの情報量から命を救うカギを見つけようと、人類共通の課題に挑んでいく専門家チームたち。
番組では、活路を見出そうと集められたデータを読み解いていく。放送は5月31日・夜11時半からEテレにて。
文/たなかゆうこ
(Lmaga.jp)