松下洸平と桜庭ななみの2人ドラマ、再編集版が全国で放送
関西ローカルで6夜連続放送されたリモートドラマ『ホーム・ノット・アローン』(NHK総合)が、30日深夜 に全国放送されることが決定。出演者の松下洸平と桜庭ななみが、ドラマへの思いを語った。
連続テレビ小説『スカーレット』でヒロイン・喜美子(戸田恵梨香)の夫・八郎を演じた松下と、喜美子の妹・直子を演じた桜庭が出演し、出演者自らがカメラを構えて収録した完全リモート制も話題となった本作。
新型コロナウイルスの影響で外出できない日々を送る男女2人が、間違い電話をきっかけにリモートで出会い、オンライン晩さん会やオンラインファッションショーでお互いに距離を縮める姿が描かれる。
田中くみ子役の桜庭は、「自粛期間中に家で過ごしたみなさんが思ったことは、私の演じたくみ子だったり、松下さんが演じた常林さんと共感する部分もあると思う。そういう人たちの気持ちを代弁し、世のなかに伝えることができたのはすごくよかったです」とコメント。
全国放送にあたっては、「全国の視聴者のみなさんが、このドラマを見て元気になっていただけたら。リモートドラマならではの雰囲気やカメラのアングルも『新しいドラマ』として楽しんでほしいです」とアピールした。
また、常林浩也役の松下は、「常林という人物と数日向き合ってみて、ネガティブになることは簡単だけどポジティブになる事が人生において大事なんだと、改めて感じました。そして同時に普通の暮らしがどれだけ尊いものなのか、これからも日々を大切に生きて行こうと思いました」と気を引き締めた。
「10分のショートドラマのなかに、それぞれの日常と出会いが詰まっている温かい作品になりました。そして全国のみなさま、桜庭さんのファッションショーをお楽しみに!」とコメントした。
今回放送されるのは、1話2分・全5話を再編集した10分版。30日・深夜26時5分(31日・2時5分)からNHK総合にて。
(Lmaga.jp)