家族へのリスク軽減、「ホテルを仮住まいにする」新サービスに300人以上の申し込み

新型コロナウイルスの影響により外出自粛が求められるなか、自宅で過ごすことが困難な人に向けて、ホテルを仮住まいとして利用できるサービス『ホテルシェルター』のプロジェクトが、4月15日から開始された。

医療従事者など不特定多数の人に接しながら勤務を続け、自宅にウイルスを持ち帰る可能性を不安に感じている人々の受け皿になれるように企画された同プラン。そのため、法人や医療機関からの申し込みも受け付けている。また、家庭内でトラブルを抱えストレスを感じている人にも利用してほしいという。

企画したのは、ホテル運営をおこなう「L&G GLOBAL BUSINESS」の関連会社「CHILLNN」(本社:京都市南区)。「ホテルが安全な場所として力になれれば」との思いから、ゲストとホテルをマッチングさせる新たなプロジェクトを起ち上げた。

担当者は「世の中には『STAY HOME』がかえってリスクとなっている方も少なからず存在していると思います。そうした方々に『ホテル』という安全な空間を提供する、というのがこのホテルシェルターの大きな目的であり、使命だと考えています」と話す。

現在、個人客は300人以上、法人は約10企業から申し込みがあり、参加に賛同しているホテルは60施設以上だという。宿泊は1週間単位で、価格は1泊3000円~(税別・料金はホテルにより異なる)。

ガイドラインにそった感染対策がおこなわれているホテル・旅館に宿泊でき、全室個室。感染対策のため、客室清掃はセルフとなる。宿泊についての詳細は公式サイトにて(同サービスは新型コロナウイルス陽性患者の受け入れをするサービスとは異なる)。

(Lmaga.jp)

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