大阪府・吉村知事「大阪はIR誘致のトップランナー、必ず実現させる」

大阪府の吉村洋文知事は21日、「大阪府庁」(大阪市中央区)で会見し、カジノを含む総合型リゾート(IR)の誘致合戦において、横浜市の誘致表明に対し「大阪がトップランナー、必ず誘致させる」と断言した。

現在、IR誘致を表明しているのは大阪府と市、北海道、和歌山県、長崎県、横浜市。このなかで大阪府は、約10年前の橋下徹知事時代から、どこよりも早く誘致に向けた準備をおこなってきた。

首都圏の表明は予想していたという吉村知事は、「首都圏は一極集中型で人口、経済規模で見たとき、強敵になることは当然。しかし、大阪、関西には、歴史、伝統、食文化を含めて、海外から見る日本の魅力や素晴らしさが凝縮されている。首都圏に負けない大型IRを誘致できる」と自信を見せた。

2018年に成立したIR実施法では、IR施設を整備できる区域数は全国で最大3カ所と設定されており、まずはその3カ所に選定されることが最初のハードルとなる。大阪府と大阪市は、2025年の『大阪・関西万博』に合わせた開業を目指し、2020年4月にはパートナーを決定する構想を立てている。

大阪市の松井一郎市長とともに準備をしてきたという吉村知事は、「国に対しては、基本方針を早く決定してもらえるよう働きかけている。大阪はIR誘致のトップランナー。必ず3都市に選ばれると思うし、そうなるよう準備している。横浜市は強豪だが、切磋琢磨しながらIRを実現させたい」と語った。

取材・写真/岡田由佳子

(Lmaga.jp)

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