百貨店「阪神梅田本店」が５月２９日、阪神タイガース女性ファンに向けた新ブランド「ＨＴＩＧ（エイチ・ティグ）」を発表。２０代～３０代の女性によるアンバサダー制度を設けてプロモーションする。

同日に「ＨＴＩＧアンバサダーキックオフミーティング」がおこなわれ、第１期生の２０名のうち１５名が参加。イベントではブランド名の意味（阪神タイガースガールズ）やコンセプトが説明され、一見すると阪神グッズとは分からない、普段遣いできるＴシャツやグッズ、アクセなどが紹介された。

女性たちは、阪神タイガースのクイズや、好きな選手の話などを通じて盛り上がり、グッズを手に写真撮影を満喫。小学生の頃からタイガースファンで、インスタグラムのフォロワーが３万２千人いる「いのりてん」さんは、「月３、４回はシーズン中に球場に行くので何を着ていくのか悩みます。そこで、こういうブランドができるのはうれしい。普段着にも使えるし、かわいい。気になるのはジャージです」と、笑顔で語ってくれた。

今後は「阪神甲子園球場」での観戦などを含め、ＳＮＳを通じてアンバサダーが情報を発信。１０月末までは第１期生が活動する。「球場用の女性グッズはあっても普段遣いできるものはない。いつでも、阪神タイガースを感じられるブランドになれば。売場をタイガースの女性ファンにとっての聖地にしたい」と担当者は意気込む。

Ｔシャツは５６１６円、トートバッグは９０７２円、ボール型のネックレス３２４０円など、８階の「阪神タイガースショップ」で６月１日から販売開始する。

(Lmaga.jp)