レ・ミゼラブルに挑戦のトレエン斎藤司「芸人が抱く煩悩に通じるものがある」
お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司が、ミュージカルの金字塔『レ・ミゼラブル』に初挑戦。大阪市内で会見をおこなった斎藤がその胸中を語った。
日本初演から30余年、上演回数は3100回を超え、全世界での観客総数が7000万人を突破したという同ミュージカル。主要キャストのひとりである宿屋の主人・テナルディエ役をオーディションでつかんだ斎藤だが、ミュージカル経験はゼロ。映画版『レ・ミゼラブル』や『ラ・ラ・ランド』に親しんでいる程度だったそう。
「オーディションの話をいただいて、やってみようかなというぐらいの感覚で受けました。だから、どんどん駒を進めるたびに『受からないでくれ!』と思う自分もいて。怖いじゃないですか。こんなとんでもない大作にいきなり出て、やっていけるのかという不安もありました」と振りかえる。
自身が演じるテナルディエについては、「ひと言でいうと、純粋な人。悪い人だが、生きていくためにとにかくお金が欲しいと目的がしっかりしている。たとえば売れて良い車に乗って、ちやほやされたいみたいな、そういう芸人が抱く煩悩に通じるものがあるなと思う」と、共感する部分もあると話す。
今は覚悟を決め、稽古に励む日々だ。「デビュー作と呼ぶには十分すぎる作品なので、ここで結果をちゃんと残して、ゆくゆくはミュージカルもできる漫才師になりたい」と意気込んだ。大阪公演は「梅田芸術劇場メインホール」(大阪市北区)にて、7月3日~20日まで。チケットはS席14000円ほか。
取材・文・写真/岩本和子
(Lmaga.jp)
