卸売市場・場外で朝食ブッフェ、新観光地狙い、京都で
「京都中央卸売市場」の場外にある飲食店「京の百市百座 鍋小屋宝蔵」(京都市下京区)で、3月からおばんざいの朝食ブッフェがスタートした。
経営母体となる「三三九(さざんがきゅう)」は、おばんざいや漬物の通販サイトを運営しており、京都産コシヒカリの炊きたてご飯やおばんざい、漬物をブッフェ形式で楽しめる。さらに、それぞれのテーブルには七輪が置かれ、鮭を炭火で焼きながら食べられるのも魅力だ。
店を構えるのは、元冷凍倉庫の跡地を利用したバーベキュー施設「バーベキューコート339」内。冬の寒い時期に鍋を食べる小屋として2018年11月にオープンしたもので、建物は「東映・京都撮影所」の美術スタッフによるもの。年季の入った看板も、実はエイジングをかけたベニヤ板だったりと、よく見ると撮影セットそのもののようで興味深い。
「京都中央卸売市場」は、料理人や業者しか入れないと思われがちだが、「京の百市百座 鍋小屋宝蔵」をはじめ、場外エリアや関連棟は一般客でも利用ができる。「三三九」代表取締役・河村充重さんは、「『バーベキューコート339』は、市場で食材を買って持ち込み、自由に楽しんでもらうスタイルです。『京の百市百座 鍋小屋宝蔵』の朝食も同じく、観光客や外国人ツーリストが京都中央卸売市場に訪れるきっかけになってもらえれば。ここを世界に誇れる食のテーマパークとして盛り上げていきたい」と話す。
3月16日には、JR梅小路京都西駅が開業し、界隈にはホテルや商業施設ができる予定。京都中央卸売市場も新たな観光地として人気になりそうだ。朝食ブッフェの時間は朝7時から11時まで(水・日曜休)。料金は1200円(税別)。
取材・写真/天野準子
(Lmaga.jp)
