人口過多の神戸に「北神区役所」新設、12万冊所蔵の図書館も

2019年4月、神戸市内で最大の北区に「北神(ほくしん)区役所」と「北神図書館」が新設されることが発表された。新たな区役所拠点が誕生することで、北神地域のサービスの充実が図られる。

現在北区は、神戸市の約43%の面積があり、兵庫区から区分したときと比べて人口も1.8倍まで増加。北神地域の住民が日常的に区役所を利用することが難しいため、2020年からは同支所を区役所に格上げ。窓口サービス、まちづくり、防災体制など機能をより充実させるという。

神戸市行財政局総務部区役所課の近藤将晴課長は、「新たに設置する北神区役所では、現行の北神支所から取り扱い業務を拡充し、他の区役所と同様の窓口サービスが提供できるようになる。地域の最も身近な行政拠点として地域のみなさまに喜ばれる区役所にしていきたい」とその狙いについて語る。

また、同区役所だけでなく、北神図書館も大きくリニューアル。商業施設内に1320平米、約12万冊蔵書数の大規模な図書館も新設。本に囲まれた温かみのある「知の空間」を感じさせる内装にブックラウンジやwi-fiコーナーなど先進的な図書館になる予定だ。

取材・文/岡田由佳子

(Lmaga.jp)

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