リアル・ドザえもんも登場、JR大阪駅直結のホテルで、アートフェア

関西アートシーンの夏の定番イベント『ART ?OSAKA』が今年も開催。JR大阪駅ビルの「ホテルグランヴィア大阪」(大阪市北区)26階で、7月7日・8日に開催されます。

『ART ?OSAKA』は現代美術に特化したアートフェアです。アートフェアとは、国内外の多数の画廊がひとつの場所に集結して展示・販売をおこなうイベントのこと。アーティストや画廊の活動を美術ファンに広く発信することを目的としています。作品購入を目的とするコレクターだけでなく、初心者が多くのアーティストや画廊とコンタクトするのに最適なイベントです。現在、アートフェアは世界各地でおこなわれていますが、『ART ?OSAKA』は現代美術に特化した催しとして国内最大規模を誇ります。また、2002年の第1回(当時の名称は「ART in CASO」)以来17年の歴史があり、それだけ支持率が高いイベントといえます。

今回は、大阪、京都、愛知、東京、韓国、台湾から54画廊が参加しており、展示ブースは68室に上ります。また、新たな試みとして若手注目作家を個展形式で紹介する「U-35セクション」を設けたほか、来場者の投票による「ベストプレゼンテーションアワード」を実施。恒例となった「京都市立芸術大学」とのコラボレーションや、「国立国際美術館」の主任研究員・安来正博氏をゲストに招いて、今年の美術界のホットワード「日本の1980年代美術」をテーマにしたトークイベントもおこなわれます。

チケットはワンデイパス(1500円)なので、何度でも会場を出入りできます。たとえば、お昼前後に入場し、途中で抜けて食事やショッピングに出かけ、その後再び会場に戻ってアートを楽しむなんてことも。思い思いにアート三昧の1日を満喫してください。

文/小吹隆文(美術ライター)

(Lmaga.jp)

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