高校球界屈指の強打者として注目される東京・早実高の清宮幸太郎主将が28日、合宿地の千葉県鴨川市で取材に応じ、最終学年となる来年の抱負を「全部勝つ。自分の結果よりも勝ちたい」と語った。
ノックなど約3時間の練習で合宿を打ち上げた。新チームから主将となり「自分のことだけではなく、みんなのモチベーションの上がり下がりが分かるようになった。人間的な面で成長できたかなと思う」と充実感を漂わせた。
出場が確実な来春の選抜大会での活躍、ことしは逃した夏の甲子園大会出場にも期待がかかる。「目の前の試合を全力で戦ってものにしていくことを変えずにやりたい」と意気込んだ。