香川2回0封デビュー!大阪桐蔭1年生

 「高校野球・大阪大会3回戦、大阪桐蔭12-1東」(21日、南港中央)

 履正社との優勝候補対決を制した大阪桐蔭が、東にコールド勝ち。4回戦へ進出した。16安打12得点と打線が奮起した一方で、1年生右腕、香川麗爾投手がリリーフ登板し、2回を3安打無失点。同校では藤浪晋太郎(現阪神)以来となる、夏の大会での1年生の登板となった。

 初の公式戦にもまったく動じることはなかった。「テンポよく投げられた。明日以降のためにも体力を残しておこうと思った」。西谷浩一監督(45)が「まったく物おじしない」と舌を巻く強心臓はマウンドで生きた。28球の内、変化球は3球。直球勝負で3安打を許したが、持ち前の制球力で要所を締めた。

 憧れだった大阪桐蔭への入学を目指し、中学時代は同校へ選手を輩出している神戸中央シニアに所属。自宅のある徳島市から週末ごとに父の車で神戸へ通った根性の持ち主だ。

 元は内野手で打撃にも自信がある。「中田翔さんのようにエースで4番になりたい」。史上初の大阪4連覇へ15歳右腕が頼もしいデビューを飾った。

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