関大北陽1年・川崎が初打席アーチ
「高校野球・大阪大会2回戦、関大北陽21-0大阪府立大高専」(14日、花園)
関大北陽の川崎圭汰投手(1年)が公式戦初打席で代打アーチを放つなど、14安打21得点の猛攻で大阪府立大高専を下した。
打球が勢いよく伸びていった。失速せず、そのまま左翼席に飛び込むと、チームメートが一気に沸いた。打ったのは2000年生まれの1年生・川崎。公式戦初打席で代打本塁打という離れ業に「感触は良かったです」と白い歯をこぼした。
11-0の大量リードで迎えた三回、無死二塁から代打がコールされた。「思い切り振ろうと思った」と川崎。カウント2-1からの変化球をフルスイングでスタンドに運んだ。
高校通算2本目で公式戦では初アーチ。大阪・港ボーイズでは4番でエースだった川崎は「チャンスでしっかり得点を挙げられる精神力をつけたい」と力を込める。岡田彰布OB会長も見守る中、古豪に大きな可能性を秘めた新星が現れた。





