姫路南57年ぶり4強!宮田1失点完投
「高校野球・兵庫大会準々決勝、姫路南4-1滝川二」(4日、姫路)
姫路南が、優勝候補の一角、滝川二を4‐1で下し、57年ぶりに兵庫県春季大会ベスト4に進出。加古川北との準決勝に挑む。4強残り2校は報徳学園、東洋大姫路となった。
打線は初回、滝川二の先発・池上から押し出しで3点を先取すると、守っては宮田康喜投手(3年)が1失点完投と投打がかみ合った。
背番号10ながら吉本監督からは「(背番号1の)左納とダブルエースです」と信頼される宮田。MAX143キロと「自信がある」という直球で相手打線を押し切った。
昨年8月、新チームになった直後、同カードの練習試合では9‐8と勝ったが、宮田は1イニング5失点。「めためたにやられた」ところから「自分を追い込んだ」冬を経ての好投。「少し近づいた」と夏の甲子園に思いをはせていた。