小松島3年ぶり四国大会!丸岡4打点

 「高校野球秋季徳島大会・準決勝、小松島5-4海部」(29日、オロナミンC)

 準決勝2試合が行われ、小松島が5‐4で海部を下し、3年ぶりの四国大会出場を決めた。4番・丸岡勇斗捕手(3年)が、同点の七回に勝ち越しの2点適時打を放つなど2安打4打点と活躍した。生光学園は3‐2で池田を破り、8年ぶりの四国大会進出。10月5日に小松島‐生光学園の決勝戦と、四国大会出場残り1枠をかけ海部‐池田の3位決定戦が行われる。

 4番がきっちり仕事を果たした。3‐3で迎えた七回1死二、三塁。小松島・丸岡が外角の直球をたたきつけた打球は、詰まりながらも中前に抜けた。「どん詰まりだったけど、期待に応えられてよかった」。試合を決める2点適時打に声がはずんだ。

 三回にも右翼線へ三塁打を放つなど、3打数2安打4打点。新チームで唯一、前チームからレギュラーを張る主砲の大活躍に、豊富尚博監督は「ウチの大黒柱。よく打ってくれた」とご満悦だ。

 捕手としては、強気のリードでエース・真鳥を支えた。丸岡の背番号は「9」。実は今月初旬に外野手からコンバートされたばかりだ。正捕手・小山の不振などもあり、中学時代まで経験していた丸岡がマスクをかぶることになった。「自分が試合をつくれるから、捕手の方が好きです」。巨人・阿部を尊敬する男は、その強肩強打でチームをグイグイと引っ張る。

 3年ぶりの四国大会出場を決め、決勝で生光学園と対決する。「相手はすごく格上。挑戦者の気持ちで粘り強く戦いたい」。絶好調の4番は闘志をみなぎらせた。

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